新潟県知事選挙2022の開票結果速報は?原発再稼働の公約と県民意見の賛否で動く情勢!

新潟県知事選挙2022の開票結果速報は?原発再稼働の公約と県民意見の賛否で動く情勢!

2022年5月29日に「投票と開票」が実施される地方選挙は、告示届け出を経て、「8つの選挙」と決まりました。この内、市長・市議会の選挙4つの告示が5月22日で、町議会の選挙は5月24日、県議補選は5月20となっていますが、最大の選挙である新潟県知事選挙の告示は5月12日で、期日前投票の期間は他の3倍近く長くなっています。

それだけ注目も高くなる新潟県知事選挙は、現職で2期目を期す花角英世(はなみず ひでよ)氏と、新人の片桐奈保美(かたぎり なおみ)氏との一騎打ちという形で、選挙戦に突入しています。

現在、新潟県の持つ課題には、人口減少対策も挙げられますが、最大の課題は、「東京電力の柏崎刈羽原発の再稼働の是非」となっています。再稼働については、県民の意見もほぼ2分する中、両候補者の公約や政策がどう受け止められるかがカギを握っています。

軍配が挙がるのは、現職か新人か?期日前投票の状況や世論調査の結果を踏まえた選挙情勢などを調査確認しています。是非、ご参考にされて下さい。

新潟県知事選挙2022の開票結果速報は?

2期目を期す現職・花角英世氏は、前回の初当選の知事選では、野党の推す池田千賀子に僅差での勝利となりました。そして今回、一騎打ちの相手となるのが、前回、池田氏をサポートした片桐氏です。野党の推薦で「再稼働反対!」を貫いています。

選挙戦最大の争点となっている柏崎刈羽原発再稼働の是非については、住民(県民)の意見も2分する中、両候補者がいかなる公約や政策を打ち出すかがカギとされていますが、選挙戦の場合はやはり、各候補の支援団体も含めた人気度とアピールのされかたも大きいかと。

そんな中、選挙の趨勢・情勢を見る要素として、世論調査と共に注目されるのが、期日前投票の投票率です。これらを確認しつつ、現職と新人のどちらに軍配が挙がるかを見て行きたいと思います。

新潟県知事選挙2022の開票結果速報は?柏崎刈羽原発再稼働の公約と県民意見の賛否で動く情勢!

柏崎刈羽原発の再稼働の阻止か推進か?大きな争点の下で、新潟県知事選挙2022の現新一騎打ちの戦いが展開されています。各候補の争点に対する公約や主張に、原発再稼働に対して様々な意見を持つ県民の方々。獲得票はどちらに傾いていくのでしょうか。

まず、新潟県知事選挙2022の日程と実施の概要を確認します。

新潟県知事選挙(2022年5月29日投票)
告示日:2022年5月12日
投票日:2022年5月29日
定数 / 候補者数:1 / 2
執行理由:任期満了

※ 有権者数については、5月19日現在の選挙人名簿登録者数は「73,392人(新潟県選挙管理委員会調べ)」となっており、前回2018年の投票率は「58.25%」でした。

期日前投票の投票率の状況は?

期日前投票は13日に始まり、22日現在で前回の同じ時期に比べて1万984人多い、14万1261人が投票しています。投票率は前回に比べて0.81ポイント高い、7.55%となっています。

出展:〈新潟県知事選挙〉期日前投票 前回に比べ0.81ポイント↑ 現職・新人の一騎打ち

 

前回に比べて、明らかに「知事選挙」への関心が高まっている様子です。前回当選時の花角氏の得票数は「546,670票」で、次点の野党連合推薦の池田千賀子氏は「509,568票」獲得と僅差でした。この時、池田氏を応援し、今回、自身が出馬している新人の片桐奈保美氏。終盤戦に向かって票の伸びが期待できそうではありますが。

世論調査による投票1週間前の情勢は?

新潟日報社による、5月21日実施のインターネットによる「世論調査」の結果によると、取材結果を加味した投票1週間前の情勢は、現職の花角英世氏が、新人の片桐奈保美氏に「差を付け」、安定した戦いを見せているとのこと。但し、回答者の25%が投票先を決めておらず、今後の情勢変化もありうるとのことでした。

参照:花角氏優位な戦い、片桐氏追う より。

原発再稼働に関する、県民の意見は?賛否は?

新潟日報社が5月21日に世論調査を行い、新潟県知事選挙2022にかかわる「東京電力柏崎刈羽原発の再稼働」について賛否を聞いた結果はいかのとおりでした。

  • 「反対」と「どちらかといえば反対」が計「48%」。
  • 「賛成」と「どちらかといえば賛成」が計30%超。

参照:柏崎刈羽原発再稼働、48%が否定的 より。

原発再稼働に関する、各候補の公約・政策・主張などについては、新潟県知事選挙(2022年5月29日)開票結果速報と候補者一覧にて言及しています。終盤に向かって、新潟県知事選挙がいかなる情勢の推移を見せるか?以降、序盤戦・中盤戦のもようと各候補の訴えから趨勢を見ていきたいと思います。

新潟県知事選挙2022の告示後の序盤戦と中盤戦の状況について

告示を迎え、第一声を放った、現職・花角英世候補と新人・片桐奈保美候補の状況について見てみましょう。動画は告示での第一声のもようです。

現職の花角英世(はなみずひでよ)候補の序盤の状況は?

花角候補の第一声は、「住んでよし訪れてよしの新潟県を目指して参りたいと思います。改めて次の4年間も、私にこの県政のかじ取りをお任せ頂きたいと思います」というもの。

2期目を目指す現職の花角英世氏にとって、前回知事選との違いは何か?「手を振っていただいたり、反応は前回よりももっと大きい気がしますね」という花角。1期4年の任期で、知名度が高まっていると実感。戦い方については4年前の知事選と変わらないとしています。また、車内のアナウンスを担当する4人の女性スタッフは、前回知事選と同じメンバーで呼吸がピタリと合っている状況です。

新人の片桐奈保美(かたぎりなおみ)候補の序盤の状況は?

片桐候補の第一声は、「原発の再稼働、なんとしても食い止めたい。そんな思いです。」というもので、なんとしても、柏崎刈羽原発の再稼働を阻止したいが為の出馬です。

どんな選挙戦にしたいか?については、「初めてなので分からないんですけど丁寧に一つ一つ訴えていきたいと思っています」としています。4年前の知事選で片桐氏は、花角氏と接戦を繰り広げた「池田千賀子県議」を支援していましたが、今度は自分の番。演説の出来栄えはとしては、「きょう一日目だからね。頑張ります。やっぱりステップ・バイ・ステップで。一日一日上手にならないとね」と意気込んでいました。

新潟県知事選挙2022も中盤戦にさしかかり、現新の一騎打ちの熱を帯びた状況が、以下の動画でわかります。

【まとめとご案内】新潟県知事選挙2022の開票結果速報は?

2022年5月29日投票の新潟県知事選挙の開票速報や選挙結果について、当落を決定する候補者の情勢などからまとめてみました。以下の記事は、過去に実施された「県知事選挙」の開票速報や選挙結果に関する情報です。