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 1997/10 第6号

 


政 策
--PCBの処理対策--

 「PCBの処理対策に関する質問主意書」(文書質問)を10月16日に提出しました。 
 PCBはかつて安全性・脂溶性・蓄熱性・難燃性・絶縁性をあわせ持った物性があることから,トランス(変圧器)やコンデンサー(蓄電池)などの絶縁油、熱交換器の熱媒体、感圧複写機などに広範に使用されました。 
 しかし、昭和43年に発生したPCBを原因とするカネミ油症事件で死者51名を含む1万3千人以上の被害者を出し、その毒性が問題となりました。 
 また、PCBによる地球規模での環境汚染の実態が明らかになっています。 
 

 PCBは生産・新規使用禁止から24年以上が経過し、廃PCBの具体的な処理基準が設けられてからでも21年が経過しています。 
 この間、熱媒体などに利用したものから回収された約5500トンのPCBを高温焼却処理した以外、処理・処分は進んでおらず、各事業所・官公署等において保管され続けています。 
 廃PCB保管の継続は容器の劣化、地震や火災などの事故、保管責任者の変遷などにより、危険性が増大する可能性が高く、廃PCBの早期処理対策の確立が強く求められています。 

 そこで、こうした状況を踏まえ、PCBの生産・使用などの状況、廃PCB等の保管状況、高温焼却処理などの状況、情報の管理と公開の在り方、廃PCBの無害化処理の体制などについての考え方輸出先の諸外国に対する対策、について政府の見解・報告を求めました。 

  政府からの答弁書の送付は、12月15日頃になる予定です。 
 

 

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