近況ご報告バックナンバー
2001/05/08 第41号
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国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)第57回総会に日本代表団首席代表として出席
4月23日・24日、タイ・バンコックで開催された第57回ESCAP総会に日本国代表団の首席代表として出席しました。
ESCAPは国際連合経済社会理事会の下部機構である地域委員会の1つであり、 アジア太平洋地域最大の協力機構として、広範な経済社会開発活動を推進していま す。
過去、活動の焦点がはっきりしない等の問題が指摘されてきいますが、昨年夏に就任したキム新事務局長(韓国人)は、ESCAPの再活性化のため、活動のプライオ リティー付け(貧困対策、グローバル化の乗り遅れた途上国への支援等)、職員の意 識改革等を行っています。
総会の席上、私は、
・キム事務局長のESCAP再活性化方針を強く支持する。
・ESCAPの活動焦点に、「人間の安全保障」を据えるべき。
・我が国はESCAP活動を引き続き支援する(具体的支援策を説明)。(貧困対策面で、特に我が国の関心のある事項として、農村開発、環境保護、感染症対策、社会的弱者(障害者)への支援、デジタル・デヴァイド解消) を内容とした、首席代表演説を行いました(英語で)。
同時に、2002年秋に予定されている「ESCAPアジア太平洋障害者の十年」 (1993年〜2002年)終了ハイレベル会議を我が国の滋賀県で開催することも 提案しました。
つぎにインドの障害者支援団体表彰式に参加しました。ここでは、日本政府がスポ ンサーとなり、3万米ドルの小切手を私から手渡しました。
また、この機会を利用してチュラロンコン大学で開催された、ASEAN工学系高 等教育ネットワーク(SEED−NET)事業開始式典に参加しました。
※ ASEANの主要大学と日本の大学との間で、工学部門の人材育成を開始するプ ロジェクト。ASEAN10カ国から、教育関係省庁の大臣、大学学長等が参加し た。これは1997年の日・ASEAN首脳会議での論議を受けて、3年強の準備を 経て実現に至ったもの。ASEAN10カ国を相手とする経済協力案件としては初め てのプロジェクトであり、日・ASEAN関係強化に資するプロジェクトである。 さらには、タイ・スラキアット外相、韓国・チェ外務次官ら、各国代表と、二国関係 の進展、国際機関での協力推進の為の意見交換を行いました。 その他、ESCAP閣僚ラウンドテーブル参加やESCAP勤務の法人職員との懇談会、在タイ日本人ビジネスマンとの懇談などを精力的に行いました。