1997/06/19 第9号
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しかし酒巻参考人(野村証券元社長)に、小池隆一が総会屋であることを知りつつ同人と面談したことを認めさせたのは成果であったと考えます。
翌日の朝刊には、「この日質問した11人中、参考人の追及に比較的成功したのは、酒巻元社長と小池容疑者の接触の内容をただした荒木清寛氏(平成会)だった。」との報道もありました。
証券会社が特定の顧客を儲けさせようと意図すればそれができるという、人為的な操作が可能な証券市場が存在していることは、自由主義経済の根幹を揺るがす重大問題です。世界に冠たる野村証券が、91年に続いて再びこの種の不祥事を起こしたのはなぜでしょうか。「世間をお騒がせして申し訳ない」との意識はあっても、「違法・不正なことを行った」との贖罪意識が同社の経営陣には全く欠如していたのでしょう。
その後、酒巻氏は東京地検特捜部により商法違反(利益供与)の疑いで逮捕されましたが、疑惑の解明は緒についたばかりです。
ことに、大物政治家・高級官僚に対して、「VIP口座」の下で優遇をし利益供与をしていたのではないかと指摘されており、徹底した真相究明に努めてまいります。
それにしても酷い政治が続いています。先には行政改革なき消費税の増税が強行されました。今、会期末の参議院においては、抜本改革を先送りした医療保険制度改革案・「保険あって介護なし」との懸念の強い介護保険法案が審議をされています。
改革を先送りにして「取りやすいところから取る」というのが自・社・さ与党の手法です。このような政治の流れを変えるには、夏の都議選で公明が勝利する以外にないと確信をし、頑張っております。
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