瀋陽総領事館事件に毅然たる対応を[2002.05.19]
先に発生した瀋陽の日本総領事館事件について、わが方の対応は誠にお粗末で危機意識がありません。
しかしながら事実関係に関しては、武装警察官が総領事館側の同意を得て立ち入りをしたとの中国政府の主張は、にわかに信ずることができません(証明責任の考え方からは「同意があった」事実は中国側にて証明すべきもの)。繰り返し報道されている映像を見れば、武装警察官は正門から敷地の中に明らかに立ち入って北朝鮮住民を引きずり出しています。総領事館側の同意を得ようとした形跡はどこにも見られないことは重要です。
この事件によって 日中関係の大局を失うことがあってはならず、そのためにも外務省は毅然たる態度でかつ人道的立場を踏まえて交渉に臨み、早期解決を目指すべきで
あります。